弘法大師 1250周年記念ということで。
弘法大師のテーマでお送りしています。
さて、今回は、弘法大師と火。
密教では、
加持祈祷、護摩供と呼ばれる儀式があります。
しかしながら私はこの護摩供については
あまり知識がございません。
(すみません。)
他に火にまつわるものといえば…
真言宗ではよく出てくる
不動明王の背中にある炎でしょうか。
不動明王 というのは非常に怖い顔をしていて
手には剣と索(なわ)を持っています。
背中には
今回のテーマとなる「火」があるわけなんですが
これは知恵の現れ
とも言えます。
不動経というお経に、
「大智慧のゆえに大火焔を現じ」
という一節があります。
大智慧の
現れが 大火焔となって現れているんですね。
「火」というのは易経の八卦の中でも
知恵や文明を表します。
それと同じように。
仏教の世界でも 火というものは
智慧の表れと
されているようです。
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